こんにちは、シンプルライフ ナビです。
近年、通信会社で大規模な通信回線障害が発生したことから、格安SIMのサブ回線(副回線)を持つ人が増加しています。
サブ回線(副回線)の候補としては、基本料0円で維持できるpovoが筆頭候補です。
ただし、povoはauと同じKDDIの運営であるため、auユーザーにはサブ回線としての利用をおすすめできませんでした。*1
ではどうやってサブ回線(副回線)を選べば良いのでしょうか?
そんな悩めるユーザーにおすすめは、月額250円で便利に使える格安SIMの mineo(マイネオ)です。
音声通信回線を低コストで維持でき、データ通信を使いたいときは高速通信を「24時間データ使い放題」できるSIMは、povo と mineo マイそく だけ。
povo と mineo(マイネオ)
を比較し、サブ回線(副回線)として最適、おすすめの理由を確認していきます。
高速通信が24時間データ使い放題の格安SIMはpovoとmineo マイそく
24時間データ使い放題(低速)の格安SIMは、いくつか存在します。
例えば、次の格安SIM。(詳細は月額500円以内の格安SIM 5選! )
SIM種類 | 最低利用料金など | 通話オプション(月額) | 標準時通信速度など |
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povo(ポヴォ) |
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mineo(マイネオ) |
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HISモバイル |
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ロケットモバイル |
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LINEMO(ラインモ) |
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mineo,HISモバイル,ロケットモバイルは、上記の他に契約事務手数料やSIMカード発行料がかかることがあります。
格安SIMは、通信速度を低速に抑えることで、利用コストを低額で利用できるようにしています。
ただし、その中でも、好きな時に高速データ通信を「24時間データ使い放題」にできる仕組みを有している格安SIMは2つだけ。
それが、povoとmineoの「24時間データ使い放題」です。
povo と mineo マイそくスーパーライト の 24時間データ使い放題を比較
povoとmineoマイそくスーパーライトを比較していきます。
比較表をご覧ください。
月額最低利用料金が安いのはpovoです。
月1回24時間データ使い放題を利用する場合、povoは330円、mineoは448円です。
項目 | povo2.0 | mineo マイそく スーパーライト |
---|---|---|
利用回線 | au | au、ドコモ、 SoftBankから1つ選択 |
月額基本料 | 0円/月 | 250円/月 |
24時間データ 使い放題(税込) |
330円/回 | 198円/回 |
契約事務手数料 | なし | 3,300円 |
SIMカード発行料 | なし | 440円 |
低速データ通信 | 128kbps | 32kbps |
音声通話 | 可能 | 可能 |
音声通話オプション |
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自動解約 | 6ヶ月無課金の場合、自動解約 | なし |
申込ページ | povo |
mineo紹介URL |
24時間データ使い放題を月2回利用した場合は、povoが660円、mineoは646円で、mineoの方が安くなります。
このように、povoとmineoは低コストで維持できるサブ回線(副回線)に最適です。
データの低速通信でできることと、緊急時に高速データ通信が必要な理由
データの低速通信でできることを確認します。
mineo(マイネオ)の公式ホームページの情報がとても参考になるので引用します。
上記から、データの通信速度32kbpsは、ほとんど何もできないことがわかります。
だから、普段は使わなくても、いつでも高速通信に切り替えて運用できることが必要です。
緊急時や災害時には、音声通話以外にデータ通信を使って情報収集したり、家族や友人へLINEを送ったりするには高速データ通信が必要ですよね。
mineo マイそく スーパーライトは、普段は低コストで回線を維持しておいて、万が一の緊急時や、サブ端末での高速通信が必要な時に24時間データ使い放題をオンにして利用する、という使い方が便利!
だから、mineoはサブ回線(副回線)として保有する場合の最有力SIMです。
しかも、mineoはau、ドコモ、ソフトバンクの3大キャリアに対応。
サブ回線(副回線)はスマホのメイン回線とは異なる回線がおすすめ
最後に、サブ回線(副回線)はスマホのメイン回線とは異なる回線をおすすめする理由を解説します。
大手通信会社(キャリア)の副回線サービス
通信障害や大規模災害時に通信回線が使えなくならないよう、大手通信会社(キャリア)でも「副回線サービス」を提供しています。
- 例えば、auの副回線サービスは2023年3月から取り扱い開始となり、副回線はソフトバンク回線を利用しています。
- ソフトバンクも2023年4月に副回線サービス(副回線はau利用)を始めます。ドコモも近いうちに追随する予定となっています。
両社とも副回線サービスの月額利用料は429円/月(税込)で月間データ容量は500MB。(少ない)
大手通信会社の副回線サービスは、コストに見合う利用料金なのかと言われると微妙です。これならmineoのほうが使いやすいのではないでしょうか。
ただし、大手通信会社が副回線サービスの利用回線に自社の回線ではなく、他社を採用していることに注目しましょう。つまり、利用回線を分散することで、通信が途絶することを防ぐという考え方を取っています。
これは、あなたがメイン回線のサブ回線(副回線)を選ぶ時にも取り入れたい考え方です。
サブ回線(副回線)の選び方|メイン回線とは異なる回線を選ぶ
3大キャリアの、ドコモ、au、SoftBankでさえ、自社で通信障害が起きた時は自社回線は繋がらないと判断し、サブ回線(副回線)は他社を採用しているのです。
つまり、あなたがサブ回線(副回線)を選ぶ時の選び方も同じです。
- あなたが利用しているスマホのメイン回線が、ドコモかソフトバンクの場合は、最も低コストでサブ(副回線)を保有するならpovo(au回線)がおすすめ。
- 一方、auと契約している人や、povoの自動解約が怖い、手続きを忘れそうという人は、毎月250円で維持できるmineo マイそく スーパーライト(3大キャリア対応)がおすすめ。
いざという時、通信障害でスマホが使えないことにならないよう、毎月250円以下で利用できるpovo か 3大キャリア対応の mineo をサブ回線(副回線)のSIMに装備しておくと安心です。
*1:auとpovoを併用した場合、auに障害が起きるとpovoも影響を受けるため、両方使えなくなる可能性が高い