こんにちは。シンプルライフ ナビです🌿
Withコロナで生活環境や生活スタイルが変わり、普段利用するサービスを変更したり、新たに契約した方も多いのではないでしょうか。
たまには現在の各種サービスの利用状況を振り返って、無駄なコストを払っていないか確認してみましょう。
今回はそんなチェックしたい無駄、節約術につながる視点についてご紹介します。
一人暮らしでも、家族暮らしでも使える、家計の節約術です。
日常の家計の収支を確認して見えてきたチェックポイント


みなさんは家計簿をつけていますか?
最近は家計簿サービスのアプリも出ていますよね。例えば、銀行口座やクレジットカード、電子マネーの口座を家計簿アプリ*1と紐付けておくと、自動で収支が記録されるのでとても便利です。
家計簿サービスなどのデータを見返した際に、家計の節約術として「ここはチェックしておくといいな」と思ったポイントがありますので、ご紹介します。
無駄な支払いがないか最初にチェックしたい5つの支出


家計に無駄なコストが発生していないか、家計の節約のために最初に確認しておきたいのは、次の5つの項目です。
- スマホ(携帯)の通信料金
- 動画や音楽サブスク契約の見直し
- クレジットカードの年会費
- 化粧品やサプリ、雑誌などの定期購入
- 習い事やスポーツジムの会費
では、早速内容を確認してみましょう。
スマホ(携帯)料金は通信の利用容量に対する適正なプランを選択しよう
スマホの毎月の利用料金、いくら払っているか把握していますか?
世の中の利用状況を調査した資料があるので確認してみましょう。
■スマートフォン月額利用料金はMNO4社 5,146円、サブブランド 3,157円、MVNO 1,889円*2
■スマートフォンの月間データ通信量は平均8.95GB、中央値 3GBで、回答者の58.7%が3GB以下の通信量であった出典:スマートフォン利用者の月額利用料金 | 株式会社MM総研(2022年1月公表)
このMM総研の調査によると、回答者の6割近くのデータ通信量は3GB以下となっています。つまり、自宅や職場にWiーFi回線があったりしてスマホの通信量が少ないとか、スマホの通信環境だけでネットや動画を見ることは少ない、という人が全体の半分以上だということです。
上記の月間の通信量が3GB以下に該当する人は、スマホの通信料に月5,000円以上支払っているのだとしたら、通信回線の利用会社を乗り換えた方が良いでしょう。
格安SIM*3なら月1,000円程度にまで大幅に引き下げることができます。
調査データの平均の月間約9GB程度の通信量を利用している方も、大手通信会社のサブブランド利用(月間20GBまで高速通信可能)*4への切り替えを検討しましょう。通信品質が低下することなく月間の利用料が下がる人が多いと思います。
動画や音楽サブスク契約(サブスクリプション)は必要なものに絞ろう
スマホや自宅に光回線を購入・導入した時に、無料で1ヶ月とか、無料で3ヶ月使えるから、と言われて、動画や音楽のサブスク(サブスクリプション)契約を申し込んで、そのままにしていませんか?
無料期間が経過しても自動解約されず、有料課金に切り替わるものが多いので注意です。そういう契約が残っていないか確認しましょう。
クレジットカードの明細を数ヶ月分確認したり、家計簿アプリを見返すとすぐに発見できると思います。
そうはいっても、定期的に映画を見ることが多かったり、好きな音楽を流しっぱなしにしてBGMとして利用している、という方は、動画や音楽のサブスクは定額で見放題・聴き放題なので非常に便利です。
複数の動画サブスクや複数の音楽サブスクを利用しているのであれば、最も利用価値の高い1社だけ残して、それ以外のサブスク契約は解除してしまいましょう。
サブスク契約の管理も楽になりますし、お財布にも優しいです。
クレジットカードを整理して年会費を抑制しよう
一昔前は、ゴールドカードやブラックカードを所有することで、自分のステイタスを向上させ、周囲の人からも「すごい」という目で見てもらえたことがあったかもしれません。
ゴールドカードなどの付帯特典は、高い年会費がかかるものの、海外旅行保険が無料で付いていたり、空港ラウンジが無料で利用できたり、専用のコンシェルジュサービスが使えるなどのメリットがありました。
でも、今のコロナ禍でそんなサービス使ってますか?
所有することにこだわりがあるもの以外はこの際整理してしまいましょう。
例えば楽天カードはダサいカードの代名詞と言われることもありますが、年会費無料、ポイントが貯まりやすく使いやすい、ポイントの運用ができるなどのメリットがあります。
合理的な選択肢として、楽天カードに支払いをまとめるという選択は、ありだと思います。
使わない、ただのお飾りカードは解約してスッキリしましょう。
化粧品やサプリ、雑誌などの定期購入はお得な購入方法に切り替えを
化粧品やサプリは必要コストといえます。雑誌などの定期購入も同様でしょう。
なかなか減らすことは難しいですが、化粧品やサプリは銘柄が決まっていれば、ドラッグストアと通販の販売価格を比較し、安い方で購入するという対応は可能です。
複数の紙書籍の雑誌の定期購入の場合は、雑誌サブスク*5にした方が財布にも環境にも優しくなることがありますので検討してみましょう。
習い事やスポーツジムを休会してるならいったん解約しよう
習い事やスポーツジムを以前から利用していたり、在宅機会が増えたので新たに始めた、という方も多いのではないでしょうか。
今も続けている方はそのまま利用でいいと思います。
でもコロナで人の集まる場所に行きたくない、もうちょっとしたら再開しよう、と思ってずるずる会費を払い続けている習い事やスポーツジムがあるなら、一度思い切って解約してみましょう。
無駄の排除、節約の判断に迷ったら、最初の利用目的を再確認してみよう
無駄の排除、節約の判断に迷ったら、最初の利用目的を確認してみるといいでしょう。
上記で挙げた5つの項目なら、例えば次の点を確認してみてはどうでしょうか。
- スマホは最低限の連絡が取れれば良いのでは?利用している通信量に見合った価格になっていますか?
- 動画や音楽サブスクは見たいもの、聴きたいものがあったから契約したのでは?なら、そうでないサービスは解約してもいいよね?
- 所有しているクレジットカード、年会費に見合うサービスですか?またそのサービスの利用頻度は高いものですか?そうでなければ会費無料のカードでも良いのでは?
- 化粧品、サプリ、雑誌などの定期購読しているもの、本当に必要なものの取捨選択はできていますか?漫然と定例化しているだけなら、購入方法や手段を見直しても良いのでは?
- 習い事やジムはどんな理由で始めましたか?継続しないと効果がないのに、休止していたりしませんか?なら、できるようになったら再開すればよいのでは?
最初の目的から、現在の状況においてどう変わったのか、変化しても引き続き有効なものなのか、しっかり見直しをして、無駄を省くと、家計の節約ができますよ。
生活レベルを下げるような節約は長続きしませんが、上記の5つの無駄がもしあるなら、最初に見直しをして、固定費の節約の小さな成功体験を積み重ねましょう。
一度成功すると、いろいろ家計の節約の視点が出てくるようになります。これが節約術の基本です。
まずは「一つでもやってみる」こと。おすすめです!