こんにちは。シンプルライフ ナビです。
みなさんは、世界遺産を見に行くことは好きですか?
日本国内にも世界遺産はたくさんありますが、今回は中国の北京にある世界遺産の「天壇(てんだん)」の旅行記です。*1
巨大な円形の建物構造になっているのが特徴的で、とても美しいです。
天壇はパワースポットとしても有名ですよ!どんなところなのか、ぜひご覧ください。
天壇にあるパワースポット「祈念殿」
天壇は中国の北京市内にあります。
天壇にある祈念殿は、北京に行ったら必ず訪れたい観光スポットです。
天壇への行き方|一人旅でもOK
万里の長城には手軽にいくことはできませんが、天壇は北京市内から地下鉄を使って簡単に訪れることができます。
個人の一人旅でも行きやすいのでオススメです。
個人で行く場合は、地下鉄を使いましょう。
北京地下鉄5号線の「天壇東門駅」で下車してください。
地下鉄を出てしばらく歩くと、天壇公園の入り口に到着です。


祈念殿は美しい円形の建物|天壇公園の内壁の中を目指す
「天壇」は歴代皇帝が豊作の祈願の祭祀を行う場所として利用されていたことから、以前は神聖な場所として一般人の立ち入りは禁じられていました。
今は「天壇公園」として整備され、自由に見学することができます。
公園全体が壁に囲まれていて、外壁にある天壇公園の入り口から、有名な祈念殿に向かって歩いていきます。
遠くに有名な祈念殿が見えてきます。
途中、上の写真のように(ちょっとわかりにくいですが)、通路の屋根の下にみなさんが固まって、中国将棋やポーカー?をしています。
地元の皆さんの憩いの場になっているようです。
日本ではあんまりみない風景なので、びっくりしました。
地元の日常生活感などを知ることができて面白いですよ(´⊙ω⊙`)
しばらく進むと内壁に到着します。
そして、内壁から先は、有料ゾーンになっています。
(外壁、内壁に囲まれている感じは、漫画「進撃の巨人」のイメージ ですかね)
天壇のシンボル 円形の美しい建物「祈念殿」
天壇のシンボルになっている祈念殿に向かいます。
天壇公園のシンボル、祈念殿に到着。
ここまで結構距離があります。公園の大きさが中国サイズというか、日本の公園と違ってかなり広いんです。


祈念殿はかなり大きな建物です。人との大きさを比較してみてください!
かなり巨大で、建物のある広場もすごく広く、建物自体も美しい構造をしているので、現地で見た時、とても感動しました。
広大な天壇公園の中の見どころを散策
祈念殿周辺を散策した後、祈念殿から南に進むと、「圜丘壇(かんきゅうだん)」と「皇穹宇(こうきゅうう)」を見にいくことができます。
「祈年殿」と「圜丘壇」と「皇穹宇」は天壇の三大スポットと言われてるので、足を伸ばしてみにいきましょう。
南に進んでいくと、中国っぽい建物や門、だだっ広い石畳の道などを満喫できます。
メインストリートから横に伸びている横道もまっすぐで広大です。


さらに南に進んでいくと、皇穹宇への入り口が見えてきます。
石の門や構造物を見ながら、中国の歴史を感じます。
門の中に入ると皇穹宇(こうきゅうう)が見えてきます。
祈念殿の小型版みたいな感じです。
皇穹宇(こうきゅうう)
皇穹宇は円形の壁に取り囲まれています。中に入ると、祈念殿の小型版のような建物があります。これが皇穹宇です。
取り囲んでいる壁に仕掛けがあり、中で音を出すと壁際の人に伝わるようなのですが…よくわかりませんでした。
圓丘壇(かんきゅうだん)
「圓丘壇」の中心には皇帝が祈りを捧げた場所と言われる「天心石」(左下の写真の丸い石)があります。


石の上で声をあげると、声のこだまがかえってくると言われています。
日本でも京都の相国寺に「鳴き龍」と言われる、反響効果のある場所がありますが、多分そんなイメージです。
多くの人が実際に試しているので、なかなかそこに割って入って試すのは難しいので、私は試せませんでした。
ガイドブックによると、ここでの反響声は「天の声」とされ、天からの声に耳を傾けているようです。
「天壇」自体が天と地を結ぶパワースポットとして神聖視されているので、スピリチュアルに関心のある方は何か感じられるかもしれないですね。
北京に行ったら世界遺産「天壇」を見に行こう!
天壇公園はかなり広大です。
観光で回るポイントをある程度絞って行動しましょう。
天壇は公園内の建物を散策するのにかなりの距離を歩きます。
とはいえ、交通の便が比較的良いため、北京観光をする際に市内観光のちょっとした空き時間や他の観光地(「頤和園(いわえん)」や故宮(紫禁城)など)と組み合わせて訪れたりすることもできます。
さあ、あなたも歴代の中国皇帝が利用していたパワースポット、天壇を訪れてみませんか。
風水に詳しい方などは、天壇だけでも楽しく一日中過ごせると思いますよ。
*1:新型コロナウイルスの流行前です