ブログは、読まれない記事や、公開後に時間が経って古くなってしまった記事をリライトすることで、Googleのキーワード検索時に記事を上位表示させることができることがあります。
PV(ページビュー)を増やしたいなら、いわゆる「リライト」と「SEO対策」が、ブログ運営では重要です。
- ブログの記事をリライトすることを考えている
- 実際にリライトしたブログの結果を参考にしてみたい
- リライトすると効果があるもの、ないものを知りたい
さて、記事をリライトして、Googleの検索結果での表示順位を上昇させるにはどうしたら良いのでしょうか?
ブログ運営3ヶ月目に記事の「リライト」を行い、ブログ運営6ヶ月目にその効果検証を実施した結果をご紹介します。
ブログ運営事例の参考の一つとしてご覧ください。
- ブログ記事を「リライト」して検索されやすくする
- このブログでの「記事のリライト」と効果測定のタイミングについて
- ブログ運営6ヶ月目に「記事のリライト」の効果検証をしてみた結果とその分析
- リライトして検索上位を獲得した経験から得られたSEO対策のコツ
ブログ記事を「リライト」して検索されやすくする
ブログの記事は、多くの人に読んでほしいものです。
そして一旦投稿した後は、次のことを考慮しなければいけません。
- 記事の内容を見直して、情報が古くなっていないか確認する
- よりわかりやすくするにはどうしたらいいのか考える
ブログ記事のリライトをして、記事の内容や構成を見直し、わかりやすくする
ブログのメンテナンスでは、読者の検索意図を把握して、次のことを行います。
- ブログに投稿した記事の内容を定期的に見直す
- 不足している情報を付け足し、不要な情報は削除する
- 文章の構成をわかりやすく書き換える
このように記事の内容や構成の見直しをして、文章を修正して再投稿することを、「リライト」といいます。
(いわゆる誤字脱字を修正するだけのものはリライトとは言いません。)
リライトする時は文章の修正だけではなく、タイトルや見出しも修正
ブログの記事をリライトする目的は、「記事を読みやすくする」ということが大きな要素であることは間違いありません。
ただし、読みやすい文章が必ずしも検索上位に表示されるわけではありません。
できるだけ多くの方に見てもらうには、検索結果の上位に表示されるように、SEOを考慮して書き直すことが大切です。
大事なのは、タイトルや見出しに、文章の内容を象徴するキーワードを含めておくのがグーグル検索に対応するための条件となることです。
記事のタイトルと内容が一致していないと、グーグルに評価されず、検索結果に表示される可能性は低くなります。
まとめると次の内容になります。
- 文章や構成を見直しして読みやすくする
- 記事内容とタイトルや見出しを合わせる
- Google検索などの検索結果での表示順位を調べる
- 検索キーワードを確認する
あなたは、自分が投稿したブログの記事を、多くの人に読んでもらいたいですよね。
でも、グーグルなどで情報検索したときにその記事が表示されなければ、その記事は存在していないのと同じです。
「記事のタイトルや情報を定期的にアップデートすることで、読者の検索意図を解決できるようにする」する、これが定期的なリライトの実施が推奨されている理由です。
このブログでの「記事のリライト」と効果測定のタイミングについて
このブログは、過去に記事にしているとおり、ブログ開設から3ヶ月目にグーグルからの検索流入が増えました。
ブログ開設から3ヶ月目経過しても検索流入がない場合は、「他の人の課題解決につながる記事がない」とGoogleに評価されている状態です。
つまり、記事の品質に課題があります。
多くの人にブログ記事を読んでもらいたいなら、記事のリライトを考えましょう。
どの記事からリライトすべきか悩みますよね?
記事のリライトの効果検証を実施するにあたり、このブログでは次の仮説を立てて検証しました。
- 「3ヶ月」がグーグルに評価を受けるのに必要な期間
- 運営3ヶ月目にリライトした記事の、運営6ヶ月目の平均掲載順位の変動幅でリライトを効果検証
平均掲載順位の変動は、グーグルサーチコンソールの「平均掲載順位」で測定しました。
ブログ運営6ヶ月目に「記事のリライト」の効果検証をしてみた結果とその分析
それでは、このブログでの「記事のリライト」の効果検証の結果を確認していきます。
リライトの方法は、記事のタイトルや見出し(h2やh3)に、それっぽい「単語」や「キーワード」を入れる方法、としました。
先に効果検証結果の結論を書くと、二極化しました。
- ほとんど効果なしの記事グループ
- 多少は効果ありの記事グループ
分析の結果、一定の傾向がありました。
このブログでの検証した結果に基づく分析結果は次の通りです。
記事のジャンル(分野)の違いとリライト結果による効果検証 (効果なしグループの特徴)
効果検証の判定期間としては短いのかもしれないので、あくまで私の推論になります。
- お金関連(金融系)の記事
- 日記的な記事
上記2つの分野に関する記事は、リライトしても全く検索順位が上がりませんでした。
ジャンル選定を誤ると、頑張っても報われないということになります。
金融系や医療・保健系の記事は、ほかでも言われているように、グーグルの判断で、権威性や専門家としての実績や裏付けがない素人ブログは、いわゆるYMYL(金融、医療、健康)の分野で上位に入るのは非常に困難です。
日記は他の方から見れば検索したい内容ではないので、検索されないのは当然かもしれないですね。
特定ジャンル(分野)の記事を集中投下してみた結果とその効果(効果ありグループの特徴)
特定分野の記事*1を書いて、相互にリンクを設定すると、比較的早期にグーグルにインデックス登録され、内容が評価されやすいです。
タイトルなどを修正後、しばらく期間を置いたら検索順位が上がっていることがありました。
そのため雑記ブログよりも特定分野の特化ブログのほうがGoogle検索で評価されやすい(上位表示されやすい)のは本当でした。
リライトして検索上位を獲得した経験から得られたSEO対策のコツ
リライトをしてみて、その効果測定をしてみた結果、全然効果がなかったものと、少しは効果があったものに二極化しました。
- いくら自分が記事にしたい分野であっても、YMYL(Your Money or Your Life)分野では検索上位を取るのは難しい(グーグルからの評価が低い素人の雑記ブログでは対抗できない)
- リライト前の記事のグーグルの評価が低く、グーグルサーチコンソールで表示される平均掲載順位が50位を超えている記事
- 自分のブログの中に同一分野で一定量の記事があるもの
- リライト前の状態でグーグルサーチコンソールの平均掲載順位が50位以内のもの
当面このようなことも考えに入れて、このブログを運営していきたいと思います。
- リライト効果が期待できる記事だけリライトする
- 検索上位を目指すなら記事のジャンル選定を見誤らない
- グーグルによる評価(平均掲載順位)がもともと低い記事は、そのまま手を付けずに残すか、削除して一から書き直す
- リライトして検索順位を上げたい記事は、同種類の分野の記事を複数作り、相互リンクを張る
- 読者の検索意図に応えられる構成を心がける
- 記事の内容を表すキーワードを、記事タイトルや見出しに含める
*1:このブログは「はてなブログ」関連の記事を多く書いています