HHKB(Happy Hacking Keyboard)は打鍵感が優れている人気の高級コンパクトキーボードです。
ブロガーや文筆家、プログラマーなどのキーボード入力を多用する人に愛好家が多く、一度使うと「手放せない道具」になる人が多いのが特徴。
でも、HHKBはコンパクトであるが故にフルサイズのキーボードと異なり「テンキー(Numpad)がないからエクセルなどの数値入力は無理なのでは?」、「表計算ソフトの数字入力は困難」と思っている人が多いかもしれません。
ですが心配ご無用、大丈夫です。
- なぜなら、HHKBは「キーマップ変更ツール」を使えば、キーボードの好きな場所に数字を入力する「テンキー」(Num)を設定することができるから。
- エクセルなどの表計算ソフトを使っている人も、この記事で紹介する方法で「テンキー」を設定しておくと安心ですよ!
HHKBは数値入力も快適にできるんです!私もHHKBにテンキーモードを設定しています。慣れると自然で打ち込みしやすいですよ。
ということで、この記事では、HHKBにテンキーを設定して数字入力を快適にする方法を解説していきます。
コンパクトなHHKBの高級キーボードを買うかどうか迷っていた人も参考にしてください。
- HHKBキーボードは「キーマップ変更ツール」で入力キーの割り当てを変更できる
- HHKBキーボードに「テンキー」を設定する方法
- まとめ|文書入力がメインの人は、エクセル等の数字入力もHHKBにテンキーを設定することで幸せになれる
HHKBキーボードは「キーマップ変更ツール」で入力キーの割り当てを変更できる
HHKBキーボードはメーカー公式の「キーマップ変更ツール」で入力キーの割り当てを変更できるんです。*1
これがどういうことかというと、キーボードのキートップに印字されているキーと異なるキーを割り当てすることができるということ。
例えば「Q」と「A」の位置を入れ替えたりできます。(←これはしないですけど…)
これだけでも驚きですが、次の点でもHHKBは優れています。
- 初期設定のキーを自分の好きなキーに変更・設定することが可能
- 電源オフしても設定が残っているので、次に使うときに再度設定する必要はない
- Windows用、Mac用に別々にキーマップの設定が可能
初めて「キーマップ変更」の仕組みを知ったとき、「これはすごい!」と感動しました。
誰でも「キーマップ変更ツール」を使うことで、HHKBに「テンキー」を追加できます。
エクセルなどの表計算ソフトの数字入力もHHKBだけで快適に入力できちゃいます!(ただし、経理業務などで毎日エクセルに数字を打ち込む必要があるという人は素直に業務用にテンキー付のキーボードを買った方が幸せになれると思います。)
HHKBキーボードに「テンキー」を設定する方法
HHKBはコンパクトな高級キーボードとして有名。HHKBにテンキーは付いていません。
ですが、ここまで確認してきたようにHHKBは「キーマップ変更ツール」を使うことで「テンキー」を設定できます。
私はHHKBキーボードの「テンキー」の設定を下の画像のように設定しています。
ここに設定した理由は、
- 0(ゼロ)の位置が触覚的にすぐわかる
- Enter(エンター)キーをすぐに押せる
- 入力時にキーの場所を迷わない
からです。
(左手で)Fn(ファンクション)キーを押している間、(右手で)数字の入力がとても簡単です。
ちなみに左下の「Fn(ファンクション)キー」を押していない状態(標準状態)のキーマップは下図の通りです。
手をほとんど動かさずに矢印キーでカーソルの移動も簡単ですよ!
フルサイズのキーボードで数字を入力するときは、右手をテンキーのある場所に動かす必要がありますが、HHKBは「キーマップ変更ツール」で設定するだけで、テンキーを追加購入せずにHHKBで自然に数字を入力することが可能になります。
なお、人によっては、別売りのテンキーのように数字の右側に「+」「-」がある方が入力しやすい人もいるかもしれませんが、その場合は「キーマップ変更ツール」で一つ左にずらすなどの調整・設定が可能です。
HHKBはカスタマイズ性が高いので、自分の入力時の癖などに合わせて「キーマップ」を設定できるので安心ですよ。
まとめ|文書入力がメインの人は、エクセル等の数字入力もHHKBにテンキーを設定することで幸せになれる
さて、結論です。
経理業務や会計士の人はフルサイズのキーボードがあった方がよいですが、ブロガーやプログラマー、一般的なPCユーザーなら、HHKBの「テンキー設定」で数値入力も快適になります。
つまり、文書入力がメインの人は、エクセル等の入力もHHKBのテンキー設定で幸せになれます。
私個人はHHKB Professional Type-Sの日本語配列ユーザーですが、Type-Sは静音性が高く、コンパクトでおすすめです。(バリバリのプログラマー以外は英語配列より日本語配列の方が使いやすいと思います。また、墨色(黒)だとキートップの印字が見えづらいので、ブラインドタッチに慣れていない人は白色か雪色が良いと思います)
種類 | 特徴 | 標準価格*2 |
---|---|---|
PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白︎ |
色:墨、白、雪の3色展開 静音タイプ |
【おすすめ】 ¥36,850 Amazon 楽天市場 |
PFU キーボード HHKB Professional HYBRID 日本語配列/墨︎ |
色:墨、白の2色展開 静音ではない |
【少し安い】 ¥31,900 Amazon 楽天市場 |
HHKB Professional Hybridを一覧で探す | オプションも含む | 👉 オプションも探す: Amazon 楽天市場 ︎ |
HHKBの良さは、多くの人が支持している「打鍵感が良く、長持ちする」ことがありますが、HHKBは価格が3万円以上と高額なので買って後悔しないよう、いろいろ情報を確認しておきたい人が多いと思います。
この記事ではHHKBに「キーマップ変更ツール」で「テンキー」の設定が可能なことをご紹介しました。
そのほか、
- キートップを他のキーのものと交換・変更できる
- キートップのカスタマイズキーが公式で販売されている
- キートップを外して分解して掃除できる
- カスタマイズグッズがいろいろある
など、HHKBは自分のスタイルに合わせてキーボードを進化させることができるのも特徴です。
みなさんもぜひ使ってみてください。
私個人としても、手放せないキーボードになっています。