こんにちは、シンプルライフ ナビです。
最近、ドコモなどの大手携帯通信会社でも通信障害が起きることもあるので、デュアルSIM(1台のスマホで2回線契約)にしたり、スマホの2台持ちをする人が増えてきました。
2つ目の回線候補(サブ回線)として利用しやすいのが、月額0円で契約できるpovo2.0です。
通信障害や災害リスクへの備え|おすすめはデュアルSIMかスマホ2台持ち
povo2.0は、eSIMの契約をすると、サービス提供会社のKDDIと郵便でのやり取りをする必要がありません。povo2.0のeSIMは、手続き完了後にすぐに使えるようになるので、とても便利です。
ところが、一旦eSIMを契約した後、スマホの買い替えや機種変更で別の端末に回線(電話番号)を移したくなることがあります。
その際、eSIMに対応していない端末だと、通常の物理SIMに変更、交換、再発行をする必要があります。
【物理SIM交換は有料、eSIM再発行は無料】
気になる povoの物理SIMへの変更(交換)手数料は、2023年9月以降「有料」です。*1
povo2.0のSIMカード再発行・eSIMからの切替手数料の請求開始について
物理SIMへの交換(再発行)手数料は無料から有料になるので、機種変更時などに注意が必要です。
なお、「eSIM再発行時や新規加入に伴うSIMカード発行時の事務手数料に変更はありません。」とされています。つまり、物理SIMからeSIMへの交換、eSIMの再発行は当面無料のままです。
2023年9月13日以降のpovo2.0のSIM再発行などにかかる事務手数料は下表の通り。
手続き内容 | ~2023/9/12 | 2023/9/13~ |
---|---|---|
SIMカード再発行 | 当面無料※ | 3,850円 |
eSIMからSIMカードへの切替 | 当面無料※ | 3,850円 |
※システム準備のため手数料税込3,850円は当面無料(事務手数料の改定について | 2023年 | KDDI株式会社 )とされていましたが、9月から請求開始となります。なお、eSIM(SIMカードからの変更時含む)の再発行手数料は税込440円(当面無料)でしたが、9月以降も取り扱いは変わらず「当面無料 」のまま。
eSIM再発行やSIMカードからeSIMへの切替は従来同様で、当面は手数料不要。
この記事では、実際のSIM交換手続き体験に基づく「povoのSIM交換の手続き方法」をご紹介します。
それでは、具体的な手続き方法を確認しましょう。
- eSIMから通常の物理SIMに変更・交換するときに必要なもの
- SIM交換の具体的な手続き方法
- チャットで行う手続き内容と、手数料の確認
- メールで送られてくる案内の詳細
- まとめ|povoのeSIMから通常のSIMへの変更(SIM交換)の手続きは簡単
eSIMから通常の物理SIMに変更・交換するときに必要なもの
povoのeSIMを、通常の物理SIMに変更、交換するときに必要なものは次の2つです。(物理SIMをeSIMに変更する場合も同様です)
- povo2.0アプリ
- 本人確認できるもの(運転免許証、マイナンバーカードなど)
povoのeSIMを、通常の物理SIMに変更、交換するとき(物理SIMをeSIMに交換するときも同様)は、povoアプリから手続きを開始します。
途中で、本人確認のために、本人が身分証明書と一緒に写った写真画像の提出(アップロード)を求められますので、あらかじめ写真を撮っておくと手続きがスムーズです。(自撮り写真の撮り方は後で詳しく解説していますので、記事を読み進めてください)
SIM交換の具体的な手続き方法
具体的な手続きの流れは次の通りです。
povo2.0のアプリでログインします。


- 左上の人型アイコンをタップすると、プロフィール表示画面になります。
- プロフィール画面を下にスクロールし、「契約管理」に進んでください。
- お申し込み内容確認、お手続き状況の下に、「その他」があります。
- 「その他」の項目の中の、「SIMの再発行・交換」をタップしてください。
- SIMの再発行・交換の「お問い合わせ」をタップしてください。
- お問い合わせ画面が表示されます。
- 登録済みのメールアドレスを入力します。
- お問い合わせ内容欄は、SIMの変更・再発行を選択し、SIMの変更理由を選びます。
- povoの電話番号を入力して「送信」します。


SIM交換担当者とのチャットが始まります。
チャットで行う手続き内容と、手数料の確認
チャットが始まると、手続き担当者から、チャット画面を通じて手続きの案内があります。
私が手続きした時は、アプリから切り替わった後、5〜10秒くらいで手続き担当者からのメッセージが表示されました。
この辺りは、手続き混雑状況によって違ってくると思います。今は比較的空いているのでしょう。
チャットで行う手続き
チャットでの手続きの際、担当者から次の情報の入力を求められます。
- 交換したいSIMの電話番号
- 契約者の氏名
- 契約者の生年月日
次に、手続き者が本人であるかどうかの確認がありますので、「本人」と入力して返信します。
すると、身分証明書と一緒に写った本人の写真画像を送信(アップロード)するように求められますので、画像をアップロードします。(チャット画面左下のクリップマークをタップすると、画像を選択できます)
身分証明書を持って、自撮りした写真を送信します。(右下のようなイメージです)


私の場合は、初めてのSIM交換チャット時に、ここで準備に時間がかかり、チャット担当者に回線切断されてしまいました。最初からやり直しになってしまったので、あらかじめ写真を撮って保存しておくと良いと思います。
手続き担当者が写真を見て本人確認を行い、契約手続き内容や本人確認が完了すると、不明な点や質問がないかの確認があります。
特になければ、チャット担当者への満足度評価をするように依頼されるので、評価したら手続き完了です。
SIM交換(再発行)の手数料の確認方法
私が手続きした時は、不明な点がないか確認されるまでSIM交換(再発行)の料金に関する説明がなかったので、SIM交換手数料の有無について確認しました。
担当者からの回答は、eSIMから通常のSIMへの交換(再発行)手数料は発生しない、ということでした。
<2023年8月追記:注意>
以下の「手数料無料」のやり取りは2022年10月時点のものです。
記事冒頭に記載の通り、2023年9月から、物理SIMへの交換(再発行)の際には、事務手数料がかかります。
チャットでの確認は、次のような画面のやりとりになります。
あとは、完了メールの到着を待って、配送先の住所設定をすればOKです。早ければ配送先登録の翌日に交換用のSIMが届くこともあるそうです。
メールで送られてくる案内の詳細
SIM交換(再発行)の手続きに関するメールは、登録しているメールアドレスに、次のような内容のメールが送られてきます。


左上が、SIM交換リクエスト受付の案内メール、右上が本人確認の完了メールです。
実際は上記2つのメールはチャット中に届いているので、後で気がつきました。


チャットが終わると、左上の画像のように、新しいSIMの配送先の情報登録の依頼メールがきます。記載されている手順に沿って、手続きしましょう。
住所登録完了後、右上のメールが届きます。
では、povoアプリを開き、次の手順で住所を登録します。(実際には当初契約時の住所が表示されているので、転居していなければ確認するだけでOKです)


まとめ|povoのeSIMから通常のSIMへの変更(SIM交換)の手続きは簡単
povoのeSIMから通常のSIMへの変更は簡単にできることが確認できました。
こうしてみると、povoは月額の固定料金は0円で維持ができるし、SIM交換の手続きも簡単なので、使い勝手が良いSIMですね。
ただし、povoは長期間放置しておくと、自動解約されます。
でも、解約前にメールやSMSで案内が来るので、それから少額課金をしておけば勝手に自動解約になることもありません。
povoは複数回線を契約することもできる*2ので、家族みんなで緊急連絡用のサブ回線として契約しておくのもいいですね。
ここまでご紹介した通り、povoはeSIMから物理SIMへの交換は有料ですが、eSIMの再発行や、物理SIMからeSIMへの変更は無料のままです。
古い端末を活用したい場合は物理SIMにしておけば、古い端末間でのSIMの入れ替えができ、eSIMが普及してeSIM機種にバージョンアップするときは、物理SIMからeSIMに無料交換できます。
povoはサブ回線におすすめですよ!
*1:2023年8月3日に「povo2.0のSIMカード再発行・eSIMからの切替手数料の請求開始について」により、手数料請求を開始することが公表されました
*2:povo2.0を複数回線契約する場合は、メールアドレスを契約数分用意する必要があります amazonでデュアルSIM端末を探す