こんにちは、シンプルライフ ナビです。
私は楽天モバイルをメイン回線で使っています。あなたは、Rakuten Link(楽天リンク)アプリを iPhoneで使う場合とAndroidで使う場合とで、動作が異なることをご存知ですか?
- iPhoneで「楽天モバイル」を利用している方は、「楽天リンク」のiOSアプリの仕様に注意が必要!
- 特にAndroidからiPhoneに乗り換えた人は、同じ楽天モバイルのアプリでも挙動が異なることに戸惑う人も。
- iOS版 Rakuten Link(楽天リンク)が改悪された。
この記事では、主にiPhoneで楽天モバイルを使う際の注意点や留意事項をまとめています。
- 楽天モバイルの利用を検討中、または現在使っている人
- iPhoneユーザーの人
- iOSの楽天リンクの仕様について確認したい人
一緒に確認していきましょう。
- 楽天リンク(iOS版)アプリ改悪。iPhoneユーザーは注意
- 楽天モバイルの音声通話の使い方や着信(通話料)の注意点
- SMS(ショートメッセージ)の設定や送信料の注意点
- iPhoneユーザーの「楽天リンク」改悪による影響や注意点
楽天リンク(iOS版)アプリ改悪。iPhoneユーザーは注意
iPhoneユーザーのRakuten Linkアプリの仕様が、2021年7月6日(火)から大きく変わりました。
それに伴い、楽天モバイルから「iOS版の Rakuten Linkアプリの重要な変更のお知らせ」がメールで送られてきました。
これまで無料で使えていたことが、今後は有料になるという案内です。かなり重要なサービス変更で、改悪と言えます。
- 通話はRakuten Link同士ではない場合に有料になることがある
- SMSの発信が有料になる
- 海外での通話受信が有料になる
音声通話やSMSの送受信について、Rakuten LinkのiOSアプリで利用できることや使い方が変わるよ。有料化される部分があるから要注意だよ。
さっそく内容をチェックしてみましょう!
楽天モバイルの音声通話の使い方や着信(通話料)の注意点
Rakuten Linkアプリを利用していない相手からの電話(固定電話やOS標準の電話アプリからの発信)を着信する場合、下の案内図のようにRakuten Linkアプリでの着信から、iOSの標準アプリでの着信に変更されました。
これ、操作性に関わる、結構大きな変更なんです。
国内通話の場合、これまではRakuten Linkアプリを使って電話すれば、原則として無料で通話できていました。
今後もRakuten Linkアプリから電話をかける場合の取り扱いは変更ありません。
ところが、受電がiOSの標準アプリとなることから、折り返し電話やかけ直し、海外での受電の際に、注意が必要になりました。
- これまでは固定電話などからの受電を、Rakuten Linkアプリで受信&折り返し対応できていました。
- しかし、今後はアプリでの受信はできず、iOSの標準機能での受信となります。
- つまり、かかってきた電話にそのまま折り返し電話すると、Rakuten LinkからではなくiOSの標準機能から電話されるため、通話料負担が発生します。
- 仕様変更後は海外での受電時には利用料金がかかります。そのため、うっかり海外で受電すると、高額請求になる可能性も。
このように受電の仕組みや仕様が大きく変わったので、要注意です。
楽天リンクの仕様変更によって通話料はいくらになるの?
Rakuten Linkアプリから発信*1した場合の料金の取り扱い変更はありません。
ところが先ほど確認した通り、電話をかけてきた相手が楽天モバイルユーザーかつRakuten Linkアプリの利用者ではない場合は、今後はRakuten Linkに着信しなくなります(現在の楽天モバイルの国内シェアを考慮すると、大半は楽天リンクアプリで受電できず、iOS標準アプリでの受電になる)。
そのため、折り返しの電話をするときはそのまま折り返しせず、「Rakuten Link」を使って通話発信しないと有料になるので注意です。
- 固定電話などから電話がかかってきた場合、仕様変更後はiPhoneの標準電話アプリに着信します。
- そのまま標準アプリから折り返し電話をした場合の通話料金は、国内通話の場合、別途定められている、30秒20円(税込22円)が通話料金としてかかります。
楽天モバイルの音声通話料など
固定電話からの着信履歴をタップして電話したら有料(30秒20円*2)になっちゃうね…忘れずにRakuten Linkアプリに切り替えてから発信しないと…
音声通話の仕様変更で想定される影響とまとめ
音声通話を使うときの影響をまとめると、次のようになります。
- 固定電話などから電話をうけた場合、電話をかけ直すときに、iOSの標準アプリから電話すると通話料がかかります。
- 無料通話にするにはRakuten Linkアプリからかける先の電話番号を設定(標準アプリの着信履歴から電話番号をコピーしてRakuten Linkに貼り付けるなど)してかけ直すことが必要になります。(折り返し電話が不便😰)
- 海外旅行中などで電話を受信した場合、これまではRakuten Linkアプリで受電する場合は例えば日本国内から電話があった場合、国際通話の着信通話料はかかりませんでした(無料でした)が、仕様変更後はiOS標準アプリでの受信にかわることにより国際通話着信時の着信料がかかります。
SMS(ショートメッセージ)の設定や送信料の注意点
通話だけではありません。SMSの送受信に関しても仕様変更がおこなわれています。
Rakuten Linkアプリを利用していない相手(iOSの標準メッセージアプリなどを利用している場合)とのSMSの送受信をする場合、Rakuten LinkでのSMS送受信から、仕様変更後はiOSの標準メッセージアプリのみで送受信が可能になります。
そのため、SMS送信時には料金がかかるようになります。
SMSの送受信料はどれくらいかかるようになるの?
iOSの標準アプリ利用となることで、SMS送信が有料になり、下表の料金がかかるようになります。
仕様変更後のSMS送信時の料金(変更前は無料)
- 国内だと3円/件
- 海外だと100円/件
SMSの仕様変更で想定される影響とまとめ
SMSの仕様変更の影響をまとめると、次のようになります。
- Rakuten Linkを使えばSMSが送受信無料で使えていましたが、仕様変更後はiOSの標準アプリ利用となるのでSMSの送信利用が有料になります(RakutenLinkユーザー同士の場合を除く)。
- つまり、Rakuten Linkユーザー以外にSMSを送ると課金されてしまいます😱
iPhoneユーザーの「楽天リンク」改悪による影響や注意点
Rakuten Linkアプリの改悪により、iPhoneユーザーは注意が必要になることがわかったと思います。
まとめると、下表のようになります。
iPhoneユーザー | Androidユーザー |
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楽天モバイルに関しては、iPhoneが正式に取り扱い開始*3となりました。ですが、Androidスマホとはアプリの作りが異なっていることがあります。
楽天モバイルを利用する際、iPhoneとAndroidのRakuten Linkアプリの動きが異なることに気をつけて、活用して行きましょう。