2023年9月に「iOS 17」が正式リリースされ、iPhoneに新機能が追加されました。
そのうちの一つが、日本語の手書きキーボードの追加!
この「手書き入力」、私みたいにフリック入力が苦手な人にとっては、とっても便利です。
中国語は以前から手書き入力に対応してたのに、何で日本語はだめなんだろ?と思っていましたが、ようやく実現。
あまり話題になっていない地味な新機能ですが、使い方をチェック!
iOS17で iPhoneが日本語の手書きキーボードに標準対応
iOS17で iPhoneが日本語の手書きキーボードに標準対応したことで何が変わるの?
iPadならともかく、「小さいiPhoneの画面に手書き入力必要なの?」という人が多いとは思いますが、とにかく使ってみてください。
手書きキーボードの追加方法
- 一般>キーボード>キーボード>「新しいキーボードを追加…」の順に選択
- 新しいキーボードを追加画面で「日本語」を検索し、「手書き」にチェック
あとは文字入力の際、左下の地球儀マークをクリックして「手書き」入力にするだけ。
使い方も簡単ですよ!
「かかく」と手書きしたら、「価格」が候補に出てくるし、なんて賢いんでしょう!
直感的に使えて、とても良いと思います。
そのうち手書きを生かした、漢字ドリルや脳トレ的なアプリが出てくるのではないかと期待。
iPadのように、iPhone用の入力ペンが登場したりするかも。
年内に登場予定の Appleの日記アプリ「ジャーナル」との組み合わせが今から楽しみ!
iPhoneの手書き入力が快適になるペン(タッチペン、スタイラスペン)
手書き入力に対応しましたが、指で文字を手書きする場合、どうしても文字の形が崩れてしまいがち。
また、ペン書きと異なり、長時間の指文字での入力は疲れてしまいます。
そこで、それを補ってくれるのが、スタイラスペン(タッチペン)などでのペン入力。
実は、私は Goodnotesアプリを使っていて、iPhoneでも手書きのペン入力が便利なのは前から知っていて、活用中。
問題は「このペンたちが、今回標準対応となった 日本語の手書きキーボードにも使えるのか?」ということ。
実験の結果は…
KINGONE、Viangs、両方のスタイラスペン(タッチペン)が、iPhoneの標準手書きキーボードでも使えました!!
両方とも2,000円台で購入できる中国製ですが、追随性、電池持ちに問題はなく、普通に使えました。
これはいける。
日記とかも、ノートに手書き派の人も、いつでも持ち歩いているiPhoneにしてしまえるのでは?という感じ…
ただし、画面がガラス剥き出しの状態だと、ペン先が「カツカツ」鳴ってちょっとうるさいかも。
これは、以前iPadで発生していた問題と共通ですね。
ということは、
- 文字入力のところだけ「ペーパーライクフィルム」的なものがあると良さそうなので、需要が多ければ出てくるかも。
- それまでは100均の画面保護フィルムを切り貼りして音を抑えてみようかな。
入力に慣れることができるのかと、画面の小ささがちょっと気になりますが、2,000円くらいなら「手書き」に投資してみても良いかも、という人は試してみてください。
ということで、これから使い方が広がりそうな、iPhoneの日本語手書きキーボード、ちょっと楽しみな新機能です。