みなさん、こんにちは。
ブログ運営3年目で初めてGoogleアドセンスの広告配信の制限 を受けてしまい、ブログ運営の危機を感じている シンプルライフナビです。
6月にGoogleアドセンスから下記の通知が来てから、当ブログはGoogleからの広告配信が停止中です。
現在、広告配信が制限されています。問題の詳細をご覧になり、おすすめの対応方法についてご確認ください。
状況
お客様のアカウントでの広告配信は、無効なトラフィックの問題により現在制限されています。
もしかして、噂の「アドセンス狩り」に遭っちゃったの?
ということで色々調べてみたけれども、アドセンスの広告制限の原因を特定できず。
従って現状の対応は、特に何もせず、制限解除を待っている状態。(追記:広告制限から約10日後に広告配信再開となり、18日目に制限解除されました🙇♀️)
他のブログやTwitterをみると同じように困っている人が多かったので、自分なりに調べたことを記事にしました。参考にしてください。*1
- アドセンス狩り とは?
- 広告配信を制限された人の情報 on Twitter
- アドセンス狩りの被害にあった時の対応方法
- Googleから広告配信の制限を受けた原因は何なのか調べる
- まとめ|広告配信の制限の原因と対策
アドセンス狩り とは?
アドセンス狩りとは、悪意のある第三者がGoogle AdSenseプログラムを悪用して不正な収益を生じさせ、最悪の場合、アドセンスのアカウントを停止に追い込む嫌がらせ行為のこと。
- アドセンスは、ウェブサイトやブログに広告を表示し、その広告がクリックされたり表示回数が増えると収益が得られる仕組み
- しかし、自分自身や他人が意図的にクリックを行ったり、表示回数を不正に増やしたりすると、不正な収益を得ようとしているとGoogleに検知され、広告配信が制限される
- Googleの利用規約に違反する行為であり、厳しく取り締まられます。そしてGoogleは、不正なクリックやトラフィックのパターンを検出し、アカウントを停止することがあります
倫理的にも問題があり、Googleの取り締まりも厳しく、アカウント停止のリスクが高い行為です。
広告配信を制限された人の情報 on Twitter
アドセンスの広告配信の制限についてTwitterを調べてみたところ、私以外のはてなブログユーザーからの報告もちらほら。
さらに、同時期にワードプレスユーザーでも多数発生している模様。
アドセンスの広告配信が制限されたんやが……どうやって治すんこれ?🧟
— もちゾンビ (@motiodokuritu) June 26, 2023
自己クリックとかはしてないから、狩られたか?
AdSense狩り対策としてのプラグインも有効にしていたはずなのに、突如、AdSense広告の配信が制限されてしまった。
— pata37 (@pata37_blog_com) June 29, 2023
なんで?
全然儲かってないから、有効でも停止でも変わらないんだけど…
とりあえず、感じは悪い☹️ pic.twitter.com/cUVL0YNzCb
お客様の AdSense アカウントでの広告配信を制限しました
— SimpleLifeNavi (@SimpleLifeNav) June 26, 2023
え…? 心当たりがないんですけど…
Twitter見たら今日何人かに届いているみたい。
誤爆であってほしいですが広告止まってる…
泣きたい…🥺#ブログ仲間と繋がりたい pic.twitter.com/bHRJmAPI1K
同時多発なので、通常のアドセンス狩りとは違うような… あなたは大丈夫?
とはいえ、アドセンス狩りに遭った時の対処方法を学んでみたので、一緒に確認していきましょう。次に進んでください。
アドセンス狩りの被害にあった時の対応方法
アドセンス狩りの被害に遭った場合、以下の手順を参考にして対応することが重要です。
特に赤字部分は最重要。Googleへの「アドセンス狩り被害」「考えられる原因」の報告により、早期に制限を解除されることも。
- 問題(原因)を特定する
- アドセンスポリシーを確認
- Googleへの連絡(無効なクリックの連絡フォーム)
- 改善策の実施
- 正当な方法で再開
それぞれの項目を確認していきます。
問題(原因)を特定する
アドセンス収益に異常な変化があった場合や、Googleから警告や制限の通知を受けた場合は、まず問題(原因)の特定を行います。
Googleアナリティクス のデータに異常値がないか確認しましょう。特に広告配信の制限の開始日以前の数値をチェックです。(第三者が原因と推定される異常値が見つかったら、後述の連絡フォームでGoogleに報告できるよう、スクショを撮っておいてください。)
収益やトラフィックの急激な増加や、自分自身でクリックやトラフィックを操作した痕跡がないか、確認します。
アドセンスポリシーの確認
Google AdSenseの利用規約やアドセンスポリシー(AdSense Program policies) を再確認し、自分の行動がポリシーに違反していないかどうかを確認します。
ポリシーに違反している場合は、それに基づいて問題の解決策を探ります。
Googleへの連絡(無効なクリックの連絡フォーム)
第三者によるアドセンス狩りの問題を解決するためには、Googleに連絡することが重要です。
Google AdSenseのヘルプセンターやサポートフォーラムを確認するとともに、該当のGoogleアカウントにログインし、専用の連絡フォーム を通じて上記で特定した問題(調査結果)の詳細を説明し、アカウントの状況を報告します。
👉Google AdSense 無効なクリックの連絡フォーム (Googleアカウントへのログインが必要です)
Googleが問題を調査し、適切な対応(広告制限解除等)を行ってくれる場合があります。
改善策の実施
アドセンスのアカウントが停止された場合や制限がかかった場合は、Googleのポリシーに違反しないよう、指示に従って改善策を実施します。
これには、不正な行為やポリシー違反の原因となった要素の修正や削除、再審査の申請などを含みます。
正当な方法で再開
アカウントの停止や制限(Googleアドセンスからのメールによると、広告配信の制限期間は通常30日未満ですが、それ以上になることもあり)が解除された場合は、アドセンスプログラムが正当な方法で再開されます。
再開後はGoogleのポリシーに準拠した、高品質で有益なコンテンツを提供することに注力しましょう。
アドセンス狩りによる被害は重大な問題ですが、適切な対応と改善策の実施により、アカウントの回復や再開を目指すことができます。
ただし、悪意のある第三者からの攻撃を防ぐのは難しいのが現状です。
Googleから広告配信の制限を受けた原因は何なのか調べる
今回のアドセンスの広告制限は、Twitterなどの動きを見ると、割と広範囲に影響が出ているようです。
当ブログのアカウントで発生している警告やエラーは次の3つ。
- 表示できる広告の数が制限されています。詳しくは、ポリシー センターをご確認ください。
- 要注意 - 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。
- 広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。
表示できる広告の数が制限されています。詳しくは、ポリシー センターをご確認ください。
ポリシーセンターを確認すると、制限した理由が記載されています。
それによると、今回の一番の原因と考えられるのは「無効なトラフィック」
現在、広告配信が制限されています。問題の詳細をご覧になり、おすすめの対応方法についてご確認ください。
状況
お客様のアカウントでの広告配信は、無効なトラフィックの問題により現在制限されています。
無効なトラフィックを防止する方法 - Google AdSense ヘルプ も確認したけれど、クリック率等に大きな変動はなし。具体的な「無効なトラフィックの問題」の内容がわからないため手の打ちようがなく、実質お手上げ状態。
だから、Google側で制限解除してくれるのを待つしかなさそう。
要注意 - 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。
これは以前から発生しているもので、はてなブログの場合は次の取り扱いとなっています。
👉はてなブログで ads.txt を配信する方法はありますか|はてなヘルプ
現在のところ、はてなが提供しているドメイン ( *.hatenablog.com 等) か独自ドメインを設定しているブログかに関わらず、ads.txt を配信する機能は提供していません。
多くの方が利用されているGoogle AdSense ads.txtに関するヘルプにも記載してあります通り、ルートドメインにファイルを設置することができない場合はads.txtを使用する必要はありません。また、現時点のAdSenseの仕様やその他の広告業界動向を鑑みてもads.txtがない場合に広告が配信されなくなるケースは極めて限定的と判断しています。
「ads.txtがない場合に広告が配信されなくなるケースは極めて限定的」という部分が少し引っかかりますが、設定しなくても特に問題はない、とされています。
広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。
アドセンスの管理画面を見ると「クローラが robots.txt で拒否」されたことが問題とされています。
robots.txt を編集していただくことはできません。
下記のディレクトリーへの警告に対するエラー警告は無視していただいて結構です。
api
draft
preview
このエラーも以前から発生していますが、無視して大丈夫、とされています。
まとめ|広告配信の制限の原因と対策
結局今回起きた問題を調べた限りでは、第三者による「アドセンス狩り」には該当しなさそう。
だから「無効なクリックの連絡フォーム」は使わないことに。
Googleさんも問い合わせが多くなりすぎて困っちゃうだろうしね。
じゃあ「無効なトラフィック」っていったい何なの?
自分では押してないし、第三者による集中クリックも起きていなさそうだったので原因がわからない…困ったなぁ…ポリシーセンターの記載では「要修正」の項目件数は0(ゼロ)なんだよね。
原因が特定できないから、制限解除を待つしかなさそう、というのが今回の結論です。
でも気持ち悪いのがGoogleアドセンスチームから送られてきた「お客様の AdSense アカウントでの広告配信を制限しました」のメールにある次の一文。
なお、今後お客様のアカウントで AdSense プログラム ポリシーの違反が確認された場合、さらなる強制措置が取られるか、アカウントが永久的に無効となることがあります。
今回「無効なトラフィック」で広告制限された原因がわからないので、何もしないと違反状態が継続して「さらなる強制措置」に移行されてしまうのではないかと不安…
雑記ブログ運営者としてGoogleからの振込入金が密かな楽しみだったので、正直、困っています… 早く制限解除してほしい…
(追記:私の場合、結局特に何もしなくても待っていれば10日後くらいから広告配信再開されました。自己クリックやアドセンス狩りに該当せず、ポリシー違反していなければ、自動的に制限解除されます。)
ブログ運営3年目に入りましたが、これまで特に大きなトラブルはなかったのでアドセンスの広告配信が制限されたり停止されることを想定していませんでした。
当ブログは検索流入が全体アクセスの9割、収入源はアドセンスがメインとなっている点を踏まえると、SEOも収入もGoogleに依存(一点集中)しすぎていたという課題が見えてきました。
ブログの収入面は次の3つのバランスを取れるように考えていく必要があるかも、というのが今回の学びです。
- アフィリエイトASP を活用(手数料獲得)
- Googleアドセンス の活用(広告収入を得る)
- 有料記事の記事販売 を始める(原稿収入)
アフィリエイトの大手ASPについては複数登録しておくのが大切。(すべて会員登録無料)
これからは一極集中しない、リスク分散の視点も大切ですね。
*1:この記事は2023年7月1日時点の情報で書いていますが、内容は汎用性があると思いますので残します。